長寿大不安時代 20131215©MoTak. 父が早く去ったので、もしや自分も、と恐れたが外れ、
今は<お迎え>を心待ちするほど。 長命より、ボケ
や寝たきり化で家族の負担にならぬよう、と願うのみ。
バイクもあと2年で終りにしよう、たとえ自分は確かでも自己中運転者が多くて危険、骨折など
したら回復困難な年齢、の哀しい決意。 実際周囲は
<介護問題>だらけ、特に認知症患者のご家族は大変、
あれじゃご本尊を残して先に逝きかねない、傍目にも
甚だ不安。 それが今「800万人時代」、介護者が
1名なら計1600万人、さらに在宅要介護者とその介護
者で約250万人、合計全人口のほぼ2割! で、この国
やって行けるのか? 人間が資源、という国柄なのに、、
で連想するのが1973年の
<ソイレントグリーン>、地球環境の悪化、貧富格差の拡大、などをも含めた近未来的問題提起の映画。 描かれた人肉リサイクル方式には勿論賛同しないが、<ホーム>のような施設は絶対必要になる、と当時から私は呟いて女房に非難されて来た。 でもリクツから言えば、と依然拘っている
のは、「見るべき程の事は見つ」と感じたら即<ホーム>へ、という選択肢も無くちゃ<尊厳>は保ち難かろうし、団塊世代高齢化で自殺者激増の懸念、そこに
生じる社会的コストまで考えると、、 やはりダメか、世の中<死>を直視しない人が絶対多数だからなあ。 しかし<平和>や<安全>も時に残酷、の一例:
多摩動物園昆虫館<大温室>は季節天候に左右されぬ蝶撮り天国、但し生存条件が良すぎて蝶は<不自然>的長命、撮った!の喜びが画に仕上げる段階で、うヮ
擦り切れ高齢蝶だったぜ!の失望に再々転じる。 長らくユートピア志向で来た我が国の現実そっくりな老醜老残横行、<高い平均寿命>で社会は活力低下、、■
★オオゴマダラの生る?木、ホウライカガミ、翅が欠けたり色がくすんだりの<老醜>蝶も同居 (
Lumix FZ200) ★ ■<ホーム>へ ■<ギャラリー>へ