加齢現象 (1990)   20070727©MoTak.

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腰痛持ちで常に用心して来たが1ヶ月前、こりゃ

イカン、となって整形医通い開始。 MRI診断

結果、典型的椎間板ヘルニア。 運動療法と血行

改善薬で一進一退、痛みは引いたが足元はかなり

怪しくなった、と言うか、トシ並みの行動ぶりに。

50、60、、大台に乗る都度<痛>感した体力

低下、今度も多分それだろう、これじゃ間もなく

バイクも卒業、、で思い出した。 第2の人生に

移った当初、この際パリダカにでも挑んでみるか、

とホンダモータースクールで腕を磨き直し、この

XLVを新調し、、たのに、突然両肘先に腱鞘炎、

膝に変形性関節炎が一挙発生、四肢不全。 そんな重いバイク、支えられないでしょ! カミさんの一声でたちまちスクーター・

オジン化。 古本漁りや写真展巡りにはその方が便利快適だった、と認めなくはないが、夢は失せた。 しかし当今若者がバイク

に向かわなくなったのは残念、社会的活力消滅の証。 発展途上国の映像で明らか、バイクは元気さの象徴。 日本は成熟社会に

なった、だから、、4輪? いや、身の程を弁えぬ浪費性や雨にも負ける弱さ、加えて視力、腕力、バランス感覚など身体的機能

の退化、、などのせい。 危ないから、で親が禁じたりするのも間違い、バイクでなくとも人間死ぬときは死ぬ、我が子の能力や

運の良さを信じなくちゃ。 当家は息子3人、計4人が好きに乗り回して大事故皆無、、だったがその彼らも今は4輪族、うーむ、

成熟か、劣化か、、それを解く鍵は<彼らが孫たちにバイクを許すか>だろう、なら、見届けるまでオレは<卒業>せずに待つぞ。■