耳よりの話―そ4 |
梅干の漬け方
画期的な梅干の漬け方に挑戦、ついに成功。
梅は通常6月の収穫と同時につけ、塩分はカビない様に15〜20%で、
漬けるのが常識です。しかし最近、本職が低塩といっているのは、漬けた
後、塩分を3〜4%に塩抜きし、誰でも食べ易いように、砂糖、アミノサン
等を使用してますが、私のは自然そのままで、しかも塩分は3〜4%に
抑え、季節に関係なく、いつも新鮮な漬け方です。
梅干の効用について
市販されている梅干は、梅本来の持つ、味や効用全く無視し、口当り
の良い梅干とばかりに、力を入れ「塩分やすっぱさ」を抜き取り、味の
素やかつを節、昆布等で味付けしたものばかりです。これでは効用も
低下するばかりです。
私は低塩で、かつ梅干本来の持つ自然の味と効用を保っています。
成分
梅干はすっぱいけど、実はアルカリ性の食品です。「すっぱさ」は
クエン酸という有機酸なのです。またその他に、リン、鉄等のミネ
ラルやビタミンAやCも含まれた自然食品なのです。
効用(NHKためしてがってんを参考)
唾液、胃液の分泌による消化促進
クエン酸の働きにより、消化作用を助けたり、血行を良くします。
疲労回復
ミネラル質などの働きにより、疲労の原因とされる乳酸の蓄積を
防ぎます。
整腸及び殺菌作用
クエン酸、ピクリン酸等の働きにより腸の活性化を助け、またク
エン酸と胆汁酸とペアになったとき、殺菌力が発揮されます。