耳よりの話―そ4

梅干の漬け方

      画期的な梅干の漬け方に挑戦、ついに成功。

        梅は通常6月の収穫と同時につけ塩分はカビない様に15〜20%で、

        漬けるのが常識です。しかし最近、本職が低塩といっているのは、漬けた

        後、塩分を3〜4%に塩抜きし、誰でも食べ易いように、砂糖、アミノサン

        等を使用してますが、私のは自然そのままで、しかも塩分は3〜4%に

        抑え、季節に関係なく、いつも新鮮な漬け方です。

                  

                 低塩の梅干の漬け方を、ご紹介いたします。
             初心者には、この方法が一番無難でしょう。
             
               10〜20kgと大量に漬ける場合はそれなりの、設備
               (冷凍庫)が必要なのですが、一般家庭では2〜3kg
               が適当です。この方法は入梅時の最もカビやすい時期
               を避けるために冷凍保存する方法なのです。後は天候
               の落ち着いた時期に、(いつでもよいのですが、真夏なら
               最適です)自然解凍し、そのまま水分を捨てずに、野菜
               を漬ける感じで(5〜6%)おこなって下さい。5日間ぐらい
               で漬かりますので出来る限り早く天日干して2〜3日干
               したらまた漬け汁に戻します、この行為を2〜3回繰り
               返せば梅はあめ色になり、美味しい梅干ができ上ります。
                ただし、この方法でのポイントは一切重石を使わないで
               ください。解凍後の梅は、柔らかく傷つき易いからです。
               この方法は私以外だれも経験していない筈ですが、
               ご安心ください私はこの2月にも梅干を作り皆様から
               美味しいと大変喜ばれました。

        

                        

                   梅干の効用について

             市販されている梅干は、梅本来の持つ、味や効用全く無視し、口当り

        の良い梅干とばかりに、力を入れ「塩分やすっぱさ」を抜き取り、味の

        素やかつを節、昆布等で味付けしたものばかりです。これでは効用も

        低下するばかりです。

       私は低塩で、かつ梅干本来の持つ自然の味と効用を保っています。

        成分 

           梅干はすっぱいけど、実はアルカリ性の食品です。「すっぱさ」は

           クエン酸という有機酸なのです。またその他に、リン、鉄等のミネ

           ラルやビタミンAやCも含まれた自然食品なのです。

         効用(NHKためしてがってんを参考)

        唾液、胃液の分泌による消化促進

          クエン酸の働きにより、消化作用を助けたり、血行を良くします。

         疲労回復

          ミネラル質などの働きにより、疲労の原因とされる乳酸の蓄積を

           防ぎます。

         整腸及び殺菌作用

          クエン酸、ピクリン酸等の働きにより腸の活性化を助け、またク

           エン酸と胆汁酸とペアになったとき、殺菌力が発揮されます。

 

私のライフスタイルに戻る   その―5 に移る