光と影 (1970) Copyright©2003MoTak All rights reserved.    ■ホームページへ  ■<ギャラリー>へ

かの国特有の強い陽差しが傾く頃始まるので、Plaza の半分は安い日向席 Sol、反対側は高い日陰席 Sombra、

初め眩しくやがて影に入る Sol y Sombra は中間、どれを選ぶもご自由、、そして見せる方にもある明暗の差。

光<才能や運が必要なマタドール>だけで闘牛が成り立つものではなく、演技とは無縁の整地係や死体運搬係

などが<影>となって支えている。 <ゴロン!>のあと牛の耳(時には尻尾も)を切り取ってマタドールに

手渡す係(右端)は中世風、序列最下位の運搬係は現代的作業衣、<影>にもグラデーションが、、なるほど、

「駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人」。 本当の最下位は、これからステーキにされる牛かな?■