親から子、、 (1968 / MamiyaflexC2)

男親として息子3人には注文を付けること多く、厳しく

接してしまったが、だから娘には甘かった、わけでなく、

厳しさが必要無かっただけ。 名(アユミ)が体を表し、

一見緩やかに見えて決して怠らず、学業、珠算、ピアノ、

囲碁、、何であれ必ず目的を遂げる堅忍不抜は祖父譲り。

サーモ屋の相棒N氏が高1の彼女を日本棋院認定大会に

押し込んだらいきなり初段獲得。 彼の即席指導が功を

奏した面もあるが、即理解即活用は本人の特性。 その

<本番型>がすでに母親業15年、3児の育成と亭主の

支援に献身、、は昔なら当たり前だが、今「奥様は何も

なさらなくて良いのです」。 TVで引越し業者のCF、

運ぶ人々に指図もせず優雅に街を眺め渡すだけの<奥様>。

何気取ってやがる?と化石は思わずワメくが、<近頃の女性>にはステキ!なのかも。 善いことするのが善人、悪いことするのが悪人、

なら<何もしない>のは、、腑抜け。 さよう、腑抜け奥様、どんな幼少期を経たらそうなるんだ? オママゴトなどしなかったのかね?

それは(この画)一人遊びでも可能、コドモは粗末な大道具小道具を想像力で補って楽しむ、即ち<何かする自分>のイメ・トレ、だが、

まず<何かしている親>の観察が必要。 なのに拝金主義に追われて親は子に<見せる>余裕が無く、子は尊敬を込めて親を見ることを

しなくなり、それがやがて<何もしない>オトナになり、子も作らず、出来ても育てず、、どこが<万物の霊長>? 種の絶滅遠からず。■

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