偶然かつほぼ完全な一致 (1954)

2枚の画、ソックリ。 下辺少々とトリミング

が違うだけ。 でも右の方が良い、白地の無駄

が省けている、は身贔屓。 昭和29年9月19日

の撮影、神宮外苑絵画館前広場で催されていた

<コニーアイランド・ショウ>を 6x6判 f3.5

80mm のリコーレフ、富士ネオパン、F22 30秒

の露光。 夜景は初体験、、にしてはちゃんと

画になったぜ、、自慢してたら間もなく(確か)

オリンパスのPR誌に左の画を発見。 撮影者

古田和世氏は戦前からの写歴、名門グループの

メンバー、最近は新しい造形写真を研究中、、

なるほど、それで<招待席>か、ならオレもたいしたもんだ、ご指導を仰いだとか盗んだわけでもないのに、三脚を据えた場所、レンズの仰角、

タイミング、大先輩と全く同じ。 前回の<スーラ>は後年の話、この時は<唖>然(禁止語?)とした。 以来半世紀、技術革新でよく撮れる

のが当たり前、他との差は題材や構図で付けるほか無い、で、みんな工夫する、が、こんな偶然で差が無くなることもある、、で、さらに工夫、、

意図不明の面白くもない画が多数派になったのも<工夫>ゆえ? 楽しい<写真>もメシの種にすれば<苦しみ>。 無責任な大人が「好きな

道に進め」など言うのに乗って職業を選んだ若者は、そのため、挫折するのも早い。 好きなことして稼げる幸運な人も稀にはいますがねえ、、■

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