ウォーターフロント (1970)

昔東京弁で<川向こう>と言えば隅田川の先、海抜

0m、リッチさに無縁だった。 が、<ウォーター

フロント>に改めた?ら一変。 あんな軟弱地盤に

高層建築続々、万一の直下地震に耐えられるのか?

はともかく、確かに水辺には得体の知れない魅力が

ある、、で前回見下ろしたマラガ港に立つ。 ほら、

正面にあの城壁。 白い客船の舳先へ回り、夕陽に

向かい合う。 後日この構図によく似たのがスーラ

の作品にあったことを知る。 波止場はどこも同じ

ような作りだろうし、絵と写真を比べるのは無意味、、

けれども思った、あの点描画には<光>が無かった、

こっちの方が良いな、、 自己満足、付ける薬無し。

影で見えにくいが、どちらにも<2人>と<1人>、

人物入りなのもミソ、のつもり、うん、オレの勝ち、、■

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