マラガ眺望 (1979)   

コスタ・デル・ソル<太陽海岸>はアチラの人気保養地。

そこをコチラの姥捨て山にしようなどという我が政府の

非常識極まる海外移住支援事業<シルバーコロンビア>

は早々に雲散霧消したが、当然。 沿岸最大の街マラガ

ですら近代的?なのは港近くだけ、騒音や看板など皆無。

背後の山上には回教徒支配の遺物、ヒブラルファロ城址。

登って眺め渡せば(下:1970年撮影 154 も)約10年

を隔てながら不変、<変わらぬこと>が文化、の土地柄。 

そこへ<日本人>を移住させて<変える>のは文化破壊

じゃ? の思慮も無い計画の無神経さが諸外国には傲慢

と映る。 国際化!と叫びつつ国際的誤解を招く愚かさ、

だが自己中、自覚も反省も無い、従って懲りず繰り返す。

政治家も役人も散々外遊なさるが<世界の常識>を持ち

帰ることはしない。 学ぶ気が無い? やはり傲慢、、■

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