晴れ晴れハーレー (1956-8) Copyright©2005 MoTak. All rights
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「自家用車を、、１日中走らせる者、、はキじるし」という山本夏彦的定義に従えば
一時期の私はまさに＜キ＞、ひたすら走るそれがすべて、の青春。 時恰もイケイケ
ドンドンの時代、狭い日本にオートバイ・メーカーが２００社も。 しかし技術未熟、
道路劣悪、長持ちする車は無かった。 で米軍放出の'42年製、ＳＶ750ccのハーレー
を入手、仕上げ直して通学から下請け回り、家庭教師に茶道稽古、休日は誰かを乗せて
湘南方面、、アメニモマケズ乗り回した。 これは横浜メリケン波止場、背後の男女も
クルマも今見直せばクラシック、活気に溢れていながら物騒でない、、 そんな世の中、
もう戻っては来まい、痛惜。 国の成長と自分の成長が重なる形、生き甲斐が実感できた
我々世代は幸せだった。 その中で２輪仲間は次々４輪へ移り、今なお２輪、は私だけ。
初心や身の程を忘れる人がどうも多すぎる、、 これじゃ日本沈没、哀しいが必至。■