アトミウム (1968) Copyright©2005 MoTak. All rights reserved.

自動車ショウ会場脇に1958年の万博モニュメント<アトミウム>。

20世紀後半は原子力利用など科学技術の時代、というその趣旨

は現実化したが、それで人類は幸福になったか? 原子1650億倍

の拡大模型、9個の球体は資料展示室、パイプはエスカレーター、

ややSF気分。 パリ万博用エッフェル塔は恒久建築だが、これ

はそうでなかったので、(私は全室観られたが今は)斬新な外観

に背いて数室は立入禁止、展示も陳腐化して来場者希少。 幾つ

か出た改装/転用計画も官か民かの論争でみな雲散霧消、<人間

の厄介さ>を象徴するオブジェになってしまった。 さて、愛知

「愛・地球」万博、何を伝えるやら残すやら? 開催中地震など

襲って来ぬよう祈るのみ。 でも地球、愛で救えますかなあ?■

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