人品骨柄 ('07-10-5/Olympus C-2500L)

     20071207©MoTak.

カマ公の目玉は一見緑色プラスチックの球、

複眼だから内部に動き回るものは無いはず、

なのに不思議、小黒点<偽瞳孔>が動いて

時に横目や寄り目あるいは上目遣い、恰も

感情を表すかのよう、虫でも「目は口ほど

にものを言」う。 6月初旬以来毎朝毎夕、

庭に出てその所在安否を確かめては、おお、

元気か? するとカマ公、逃げずにジッと

レンズを見返す。 その表情が気に入って

つい撮りまくってしまった、その中からの

自選ベストがこれ、題して<蟷螂の品格>。

しかし当今TVに映る人々、どの顔も品格以前、特に男、下品がウリの芸人なら知らず、高い地位に在ってなお人品骨柄卑しいのは遺憾。

一例は防衛省汚職容疑者、やはり<外観は内容の表現>、靖国の英霊たちとは別次元の満面低品位。 一死報国の気概を要する職務職位

での接待浸り、倫理も緊張感も欠いた不徳漢、だがその彼を永くノサバラセて来た人々も同罪。 そんな乱れた連中の子孫たちが親より

マシな中身であるわけ無かろうにコネや七光りで幅を利かす、、ああ、<正義>が死んだ国。 これが「、、国際社会において名誉ある

地位を占め、、」るなど美辞麗句を掲げている、恥ずかしくないか。 外から見たらさぞや<人品骨柄卑しい>国、愚者と亡者の国、、■

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