散歩衣装  (1970)

   2006©MoTak.

八百屋にすら正装して出かける

文化、公園で散歩となれば尚更、、

以前書いた、その<文化>に

チュイルリー公園の一角で遭遇、

ホーラ、やはり! 自分のため

ではなく、人のために装う、、

即ち身嗜みの基本、私において

最も欠けた部分、、と実は私は

思ってないが、我が妻は批判的。

彼女の目には<散歩>でもそれを実行している私の目的は健康保持増進、だから<特別の目的を持たず、気ままに>という辞書的な

歩き方でなどあり得ない。 両足首各1kgの重りを着けて毎日朝晩合計7千歩強、犬連れはそのシコシコ感を免れる偽装。 即ち

人間が主、犬は従、<犬の散歩>に付き合っているフツーの人たちとは違う、、と胸を張りながらも、服装は運動着ならぬ<犬着>。

じゃれ合ったり面倒を見たりすればすぐ汚れる、だから洗い易く乾きが速く擦り切れて惜しくないものしか着ない、、バイク乗り的

習慣の延長、、<清潔>は<人のため>でもあるぜ、と私、、でも貧相よ、と妻、、画面の夫婦のようにはならず、すでに半世紀。■

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