高い壁  (1968)

ローマ、テベレ川。 岸を歩く二人と比べて屋上の

銅像、巨大! 戦後の東京に無くなったものの一つ

が銅像で、そのせいもあるだろう、街の印象が全く

薄っぺらになった。 ところがこの街にはそこら中、、

それを支える建築物に安普請は許されまい、太い柱、

厚い壁。 それにしてもあれをどうやって運び上げ、

どう止め付けたのやら? 落ちたりしないものか?

そもそも何の像か、みんな知ってるのかね? あの

拡大率でも自然なプロポーション、まさに芸術的、、

は独り言。 出来るなら旅は道連れ、語り合いつつ

としたいものだ、しみじみ思うこと頻りでした。■

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