スッキリ塔 (1968)    2006©MoTak.

ふと上げた目に映ったTV画面のパリ風景、おや、私も

同じ眺めの、持ってるよ、、ガサゴソ、、ほら、あった。

けれども当時のフィルムとカメラ、その場では撮れ具合

の確認も出来ず、露光過剰と判明したのは帰国後、即ち

見るに忍びない<不良資産>、、だったが棄てずにいて

良かった、今はPCで補正可能。 こうして見直すと、、

そう悪くもない。 シャイヨー宮トロカデロ広場からの

エッフェル塔、そそり立ってスッキリ! 今どうか、は

知らぬが、新築高層ビル林立で影が薄れた東京タワーの

ようなことはあるまい、この眺め多分変わってはいまい。

変わらねばこそ世界中からゾロゾロ観に来る。 そんな

ものが沢山あり、どう切り取ってもそのまま絵になる国。

一方我が国、利権優先、長期的展望欠如、無節操に景観

を変えて平然。 調和? スッキリ? 何それ? の感。

聞けば空洞化対策、観光立国! ご冗談、何を目玉に?

<補正>不能な設計偽装<不良資産>などいかがかな?

なるほど、風土や国民性の反映、、戦後版<恥の文化>。■

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