お勉強 (1965)  Copyright©2003MoTak All rights reserved.    ■ホームページへ   ■<ギャラリー>へ

本気で工作機械屋になりたかった時期があって、サーモ屋に必要な機械を見立てる以上の熱意でアチコチ見本市をウロツイた。

が、そのどれとも違った現実を見せられて夢が失せたのはシカゴのマシンツール・ショウ、まず規模が巨大、機械もまた巨大。

それを作るのは Machine Builders、make でなく build、圧倒的な差。 各ブースで催されていたレクチャーにもオトナの

世界を見る思い。 今はコチラでもそんなの珍しくなくなったが、当時は国内最大晴海の東京国際見本市ですら機械類を動く

状態で展示していただけ。 あいにく彼らが耳を傾けている<その先>に割り込むには専門知識も英語も不足、こりゃよほど

勉強せにゃ、、受験生に戻った気分になった次第。 上には上、奥には奥、前途の遠さにやや打ちのめされたり奮い立ったり。■