近くて遠き、、
(1970) Copyright©2003MoTak All rights reserved. ■ホームページへ ■<ギャラリー>へ バンデリジェーロに続いて現われるレホネアドール、騎馬闘牛士。 東郷元帥のT字戦法よろしく、突進して来る牛の前を横切ってアイスピックほどの短さ、飾りの付いた手槍で牛の肩を刺す。 すでに一つ、これ二つ目。 いかに身を乗り出し、
腕を伸ばそうとも、その合計が牛の鼻から肩までの寸法をどれほど上回るものではない。 刺す瞬間、角は腹スレスレ、の
危うさだがご覧あれ馬の耳、ピン!と立って、むしろ得意げに牛の殺気を軽々かわす。 それに似た経験、昔ボクシングの
練習で、相手はオリンピック級。 思い切り接近してパンチを出すが、当たらない、かすりもしない、空振り、また空振り、
近くて遠き、、のムナシイ想い。 それは<問題解決>でも同じ、技が未熟では<かすりもしない>。 で、どうする?■