i315litera.jpg  人間なら本読まにゃ  20180315©MoTak.                 目次頁へ     <写真集へ>

大学生1日の読書時間が平均24弱、0分回答が53%! 大学いにぶ処、じゃない? いや、実は私もW大では

あまり学べなかった。 工業経営学揺籃期、教授連は威厳無く米国ネタ頼み、原書を取り寄せてはバラして有志学生に

撒き、翻訳させて集めると自らは殆ど目も通さずに監訳者を名乗って出版し、自講座に来る学生に買わせ、、だけでも

ヒドイが、読めばさらに愕然、並んでいる日本字に幾ら目を凝らしても意味ワカリマセン。 有志たちの翻訳力がムラ

な上術語類の訳が不統一、でスンナリ読める章は稀、多くは迷路かクイズのよう。 そのギクシャクに耐えかね、元も

そうなのか? 身銭で原書を購め確かめると、オヤ、初めからこれ読みゃ良かった、スラスラ、、どうやら(英語書の

場合)教科書英語と言うべき端的平明な文章が普通らしい、辞書も滅多に要らない。 文明開化以来翻訳書依存の我が

文化、思うに教える側の気取りで訳文を難解にする傾向が生じたのかも。 その後マンガ劇画の隆盛で学生気質も変り、

1970年代末採用の理系大卒者に呆れたのは: まさかキミらの研究室、マンガ本なんか置いてなかったろうな? 勿論

(無い! の期待に反し)どの隅にも山積みでしたよ! 特に人間絡みの話はマンガの方がジーンと来てよくワカッタ、、

やれやれ、こいつに設計は任せられないナ。 面白きゃ良い時代に心すべきは映像が想像力の働きを阻むこと、例えば

DVDは一度観れば気が済むが映像無きCDは何度も聴く、無限の想像世界に遊べる楽しさで。 読書百遍も同じ原理、

反芻から妙案が生まれ覚悟が定まる、そして評価伝達の各段階で語彙力や論理力が必須、それらの実際的涵養手段が

読書。 学校はその習慣を身に着けさせる場、各人の自学独習に役立つ<本>の的確な見出し方を会得させるのが真の

学校教育、だろうに633 入試制度や偏差値教育は正解選択志向反射能力本位、最後の4年間は概ね社畜育成コース、

16年もかけて前途無為青年を生む我が国の教育は根本的に誤っている。 文科省に存在意義は無い、解体あるのみ。■

★類人は遺伝子的にほぼ人間同等、だが言語は無い。 その貴重な言語力の練磨活用に努めぬ人間は本質類人並み。

 符号や絵で類人と意思を通わせる実験はあった、で連想、片言隻語や絵文字でスマホ交信する人々は言語力低下

実験でもしてるんじゃ? そんな類人並み世代がやがて幅を利かす、、地球が<猿の惑星>に化ける日は間近?!★