水準以下 20170515©MoTak. <目次頁へ> <写真集へ>
新聞第1面トップの見出しに笑いを誘われること甚だ稀だが、5月3日産経「憲法70歳。 何がめでたい」の佐藤愛子パクり風には思わず<誘われ>ました。
人間が作った規則なら改めることあって当然、寧ろ状況変化に即して適時修正しなかったら無益有害な縛りになるだけ、の<当然>を長く棚上げして来た
為政者や法律家たちの怯懦怠慢と、進歩改革を気取る似非知識人共の見当違いな妨げのせいで、哀れ日本は世界に冠たる腰抜け国家に成り果てた。 前文
からして擬似日本語風な戦後版憲法、あんなのを強いられた恥辱を<記念>する日? 何がメデタイ? と訝る健全な日本人は当初から少数派、多数派が
無定見に教育勅語を葬ったのも不幸、「権威の尊重や従順の美徳が消滅し、みな個人主義者になって犠牲的精神を発揮せず、男と女が競争するような社会、、
は国家として生き延びられる筈が無い」(アンドリュー・ハッカー End of the American Era/1970)という予測を本家より先に我々が実現してしまいそうな雲行き。
そもそも「平和を愛する諸国民」が空想的、加えて今お騒がせの<制御不能>や<予測不能>の国家指導者たち、彼らの「公正と信義に信頼」するなんて
アリエナイ! 9条2項の字義通り解釈では自衛隊違憲論の憲法学者は確かに正しい、が彼らは国の安寧を守る積極具体策は提供しない、それは軍事関連
研究反対の学術会議が自分たちの安穏な研究環境を誰かが守っていることに想い至らぬ愚かさと同根、茹で蛙的秀才共は度し難い、平和主義者のつもりか
知らぬが、pacifist は英語圏人のナマ語感なら決然と起たぬ軽蔑すべき輩。 pacify は宥める、和らげる、収める、などの意だが、戦いを仕掛けて来る敵に
平和念仏唱え聞かせりゃ忽ち引き下がる、とでも? おお、能天気! そんなオツムのが師と仰がれる日本の大学は当然低評価、2017世界順位は東大34位、
京大37位、で13位シンガポール、24位中国、27位香港の後塵を浴び、吾らが母校に至っては遥か霞んで201位(216位の三田よりマシ!)、何の道だろうと
命懸けで励まにゃ進歩発展無し、順位の差は命の懸け方の差、我が平和ボケここに歴然、の趣。 現実に国民生活を彩る各種便宜も多くは軍事技術の転用、
生憎天然資源に恵まれていない我が国こそ頭脳開発に努めて付加価値を産み出さねば、、お国のために!と学術会議が率先奮起しなきゃオカシイ、もしや
彼ら国際的陰謀組織の毒に洗脳され尽くし、すでにテキの手先化してしまっている、のかも。 往年の旗印<技術立国!>、再起動させられないものか?■
★仲間外れか、蒼ざめて悲しげな1頭。 見れば背後の暗がりに立つ奴ら、冷たく頷き合っているらしい、まともに扱ってはやれんなァ、とか★