F.D.ルーズベルト邸 (1971)

アメリカ建国の偉人たちは畏敬の対象、

現代の大統領たちは人間的興味の対象。

大恐慌と第二次大戦を乗り切った史上

唯一4選大統領 F. D.ルーズベルトは

その中間、国の史跡になっている彼の

生家には彼の日常環境一式がそのまま、

訪ねて想いを巡らすことをお勧めする。

日系人強制収容を命じ、原爆開発マン

ハッタン計画を推進した男。 蒋介石

の肩を持って我が政府の戦争回避案を

粉砕し、日本を戦争に追い込んだ、日本軍の真珠湾攻撃も事前に知っていたと言われる腹黒い奴。 NY市内からハドソン川沿いパークウェイ

を100km弱北上してハイドパークの邸宅は(資産家の出だから当然?)立派だが、居室や備品は極めて質素。 <炉辺談話>の書斎は荘重、

下肢不自由ゆえ滅多に外出せず、そこに籠もって思索に耽った由。 門から続くリンゴ並木?も印象的、売り物にはなるまいが、、程度の果実

が地面にゴロゴロ(そんなのを1樽数ドルで売っている店もある!)、何せ木がデカイ(人物は私の母)。 川を見下ろす高台、浩然たる眺望、

さぞ良い考えが生まれたろうに、何故か日本人に対しては極端な差別をためらわなかった、憎むべし。 彼が脳卒中で('45/4/12)急死した翌日、

何度目かの東京無差別爆撃で我が家も焼失、良い(当時は)ニュースのあと悪いニュース、「人を呪わば穴二つ」、いや全く戦争は穴だらけ、、■

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