当時この名画の鑑賞には眼力より視力が必要、とにかく暗かった。　「あれを？　よく撮れたねえ！」と言わせ

たい一念のショット。　手持ちノー・フラッシュ主義を掲げる割に自信なく、万一を考え、売店で既製スライド

も買ったくらい。　ところで、これと向かい合う壁面にどんな画があるか、ご存知？　それは原因に対する結果

と言うべき磔刑場面、さらに暗かったがこれと同様ヤッタゼ！　観た感動と撮れた快感、二重に味わった次第。■