何するにも＜こうすりゃこうなる筈＞と見込んでかかるのが人間、＜企む葦＞。

嘘も盛り込んだ自分都合優先の案は大抵無様な失敗に終わる、綻びを繕おうと

次々打つ手は止め処なく傷口を広げる、、そんなＤＮＡを持つ国に安易盲従し、

廃棄物処理の決定的手段無きまま原発路線を走り続けた結果があの３・11事故。

溢出寸前漏洩頻々の汚染冷却水、危険放置状態の核燃料、絶望的に捗らぬ除染

作業、なのに「コントロールされている」と国際五輪委総会で我が首相は明言、

しかも「東京は安全」と＜約束＞して福島人を傷つけ、、＜新・恥の文化＞？

７年後は多分♪風♪の身、開催地どころか大会自体に興味無し、体育会系とは

波長が合わないし＜お祭り＞騒ぎ大嫌い、招致成功！で涙を流した人の気など

知れぬ。　まして新競技場の建設やら＜東京大改造＞やら、不謹慎と言うべし、

放射能に故郷を追われ人生を壊された人々への補償が先だろう？　スポーツは

基本的に＜遊び＞、余裕あってこその楽しみ、地震・津波被災の始末を含めて

未だに前途遼遠の現実、どこに余裕がある？　半世紀前に比べると思い遣りも

一体感も活力も無くなった日本、五輪開催で得られる効果を前回に準じて期待

するかのごとき、いかがなものか？　＜こうなる筈＞の思惑、当たるかな？■