叶わぬ願望 20130515©MoTak.
昔は無知、交わり即ち孕み、と恐れて女性に手が出せなかった。
現代人は遥かに積極的、だろうが精子数激減、質も低下、一方
卵子や受胎メカにも変調、、で男女平等? もしや平和の恩恵?
憲法改正断然賛成! は兎も角、世の歪みの一端を某日NHK
クロ現で知った。 不妊治療最多手段は体外受精、その成功率
40歳で8%弱、45歳では0.6%という哀しさ、なのに年間24万件の
世界最多、<40歳以上が31%>は他国の倍以上、当然治療は長期、
かつ高額、概ね自己負担なので「体より先にカネの限界が来る」。
が、多くは「幾らかかっても子供が欲しい」、そして「治療を
いつ止めたらいいか分からない」。 対する医療機関の85%は
「可能性が極めて低いと分かっていても、患者が希望する限り
治療は続ける」と答え、「患者を金蔓にしている」と恨まれる。
患者女性の「子連れの夫婦を見ると羨ましい」は尤もだが、「一度くらい自分の子を抱いてみたい」は疑う、<くらい>とは何だ、子育てを甘く見ちゃいかん。
「すでに1千万円、今やめたら全てがムダになる」やその夫の「始めた以上ガンバルしかない」、あゝ人間は思い込みの動物! 別の例、「10年続け、重ねる
たびに苦痛が増し、、夫との口論が増えて関係はギクシャク、他人の子供を見るのが辛くてヒキコモリがち、十二指腸潰瘍や不眠、考えるだけで蕁麻疹、、」、
でも「止めたら可能性が完全に無くなる」、悲壮悲惨。 医師は「止めるべきと説いても患者が受け容れない、断れば別な病院を求めて転々、、」、要するに
依存症? 病んだ心、の自覚を欠きながら健康な子を生み育てられようか? 「子は授かりもの」、自分にその運が無かっただけとは悟れぬものか? 高学歴
社会進出ゆえに繁殖適齢期を逸しての妊娠願望高齢化、、は選択の所産、だが、<賢母>たるには気力体力、慎みと忍耐が必須、出産育児にも適齢期があると
弁えなかったのは遺憾。 人間は千差万別、事情も様々あろう、が、ニコヤカに三途の川を渡りたかったら、早く見定めて別な生き方に切り替えなくちゃ、、■
★さすが ape(類人)、monkey(サル)には見られない母親の表情や仕草! (
'13-5-9/Lumix FZ38)★ ■<ホーム>へ ■<ギャラリー>へ