ルーブルの一隅。　絵描き風ではないし、学生という年頃でもない、しかし本職さんには違いあるまい、と思わせるオジサン。

一人黙々聖母像に向かい、スケッチブックに鉛筆サラサラ。　そこにはベビー・キリストの頭部が、大きさ、形、ともに原画

そのまま＜移され＞ている、目と手の何と素晴らしい連動、、　の可能な彼が、何故いま？　何故この画？　何故その部分？

もしやこれが彼の原風景、修業時代の心を確かめに帰って来たのかも。　問題解決も同様、いかに腕が上がろうと真っさらの

ワーク・シートが原点、そこから着々淡々と行けば、漂って流されること無く目標に到達できる、、　近道ではないが早道。■