NowHere  20120815©MoTak.

GNH(国民総幸福量)増大が国是の小国ブータンを

訪れる日本人が近頃倍増の由、その一人がTV取材に

「幸福になるヒントが得たくて、、」と。 やれやれ、、 

<最少不幸社会>を掲げたおバカたちが国の最大多数

を最大不幸にしている、その証拠。 だが幸福、遥々

尋ね行かなきゃ見つからないものか? 青い鳥はすぐ

そこに、と聞かなかったか、そう信じられないのか?

たとえば、ネタキリ化した人の述懐、「掃除、洗濯、

料理、、普通のことが普通に出来る、のが幸せ、と

知った」。 あるいは、仮設住宅で呟く<311>被災者、

「以前は全てがあって何でも出来た。 今は何も無い、

何も出来ない、、多分幸せに恵まれすぎたんだねえ」。

欲することを止め、気付こう、は仏の教え、アチラ風には nowhere ドコニモナイ ではなく <now><here> イマココニアル。 人間関係、勉強、仕事、趣味、、

目前の<日常茶飯事>に幸せを感じないとしたら、それは真剣に取り組んでないからでもある。 満点を目指して試験に臨んだ学生時代、生憎そうは行かず、

しかし懲りず次も満点を狙い、、 が社会に出てからも変わらず常に悪戦苦闘、現実世界で<正解>の幻想を追った我が白昼夢的人生、、と言ったら哀しい

が、その時々は文字通り<夢>中、全身全霊的努力の連続。 思えば、そういう対象が授かったこと、真剣に取り組めたこと、それら全てが<幸福>の実体、、

感謝あるのみ。 気取ったつもりだろうが「最少不幸」、二重の消極性を掲げる愚を犯した一党は、全てに誠実さを欠いて生涯<幸せ>を知ること無き人々、

非日本的人種と言うべし。 外観は内容の表れ、彼らの<貧相>は幸福感欠如ゆえ、、嘘しか吐けない連中が国民を幸福にする可能性、それこそ Nowhere! ■

幸福の一隅('12-8-3/Lumix FZ38) 花に迎えられ、緑陰に憩う一群に加わろうと歩む女家族、、 氷水いかが?★ ■<ホーム>へ ■<ギャラリー>へ