長幼の序 ('10-8-20/Lumix FZ28)

      20100915©MoTak.

エテ公と蔑むなかれ、<長幼の序>で生きる

彼らに寧ろ学ぶべきかも。 科学技術の急速

な進歩で世情は激変、情報の量や伝達手段も

異常増殖、で<年長者>の知識経験は無用化、

<敬老>は形骸化、オレオレ詐欺にカモられ、

戸籍上百数十歳まで放置され、子孫らの年金

詐取に利用され、、 は極端な事例だろうが、

片方が100%悪い、という人間関係は稀、概ね

年長者側の尊敬獲得努力が不足、と私は見る。

格上の者が責めを負ってこその<長幼の序>、

現今の秩序崩壊指導者不在もそこに由来する。

確かに「年とった犬は芸を覚えない」、だからその分余計に勉強すべきなのだし、多くの高齢者はそのための<時間>には恵まれているはず。

飲食や娯楽の贅沢を慎んで自らの教養革新に努め、後継世代の育成に尽力しつつ時至れば爽やかに逝く、、父はまさにそうして(当時ですら

<早すぎ>の60歳で)去った。 共に過ごして25年、以後毎月墓参50年、彼の享年を 15 も超えて尚<序>が二人?の間に健在なのは、あの

一貫真摯な姿の記憶ゆえ、、と言う私が子らにどんな印象を残すことになるか、は別問題。 見回すと、<芸>を覚えない割にイバルことは

忘れず、しかも身勝手な甘えをチラつかせる<反面教師的高齢者>が絶対多数。 いったい彼ら、どんな育てられ方したのやら? 親の顔が、、

見られるわけ無いけれど想像はつく。 もっとマシな国柄だったのに、、てな幻想を年長者が捨てて行いを改めなきゃ、日本国の将来は暗い。■

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