手を見る ('10-6-25/Lumix FZ28)

     20100715©MoTak.

暑さなど苦にしなかったのは昔、今年は

湿度の高さにもウンザリ、ヤル気が出ず

やたらゴロ寝、、は私だけじゃなかった、

ゴリ公たちも日陰で。 啄木風、ジッと

手を見て想いに耽る、、近頃のおバカ共

よりよほど人間?的な表情。 中学時代、

音楽教師に「ベートーヴェンは眉間深く

皺を刻んで聴け」と説かれて些か疑問を

感じたが、憂き世の経験を重ねるに従い、

<皺>は自動的に深くなった。 前首相

やTV的イケメンたちのノッペリは即ち

思索に無縁の証拠、即ち<葦>に及ばぬ浮き草、、が横行する時代、、を参院選候補者ポスター掲示板が象徴していた。 営業?用は

承知だが、何と<晴れやか>な顔じゃないか、この国の異常事態、ワカッテるのかね? 積極的には選べない、困った、、結局消去法。

そして相も変わらぬ低投票率、即ち半世紀超の国民総白痴化政策大成功、それも悉皆成仏のうちと観念すべきか、、など子孫の将来を

憂いつつ気付く、眉を顰めてジッと手を見ているぜ、オレも。 パンツをはいているだけの差、人間はすでに<尊厳>を失った、、■

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