目糞vs鼻糞
('10-1-22/SONY R-1)哀しくも<説明を要する>画、有楽町
マリオン上階の吹き抜け、シャンツェ
の頂から見下ろすかのよう、だが実は
8階から遥か天井を見上げた図、上辺
中央と左右隅近く2人?ずつ立つ黒服
が私。 11階の国際写真サロン展を
観にエレベーターで昇り、じゃ下りは
エスカレーターで、、の気紛れがこの
<鏡の間>マジックとの遭遇のもと。
半世紀前<日劇>当時、角の舗道上で
スバル360のデビューを見たりした
けれど、中へ入ったのは今回が初めて、
こんなイリュージョンめいた画を撮ったのも思えばこれが初めて。 自称スナップ派、動かぬ花や建物なんか撮らないと嘯いたものだが、
行動半径が狭まった今、ゼイタクは言えない。 ところで肝心の写真展は来場者もゼロなら番人も不在、ビックリ。 主催母体(全日本
写真連盟と朝日新聞)や会場の周知度は十分高く、<国内>作品限定展とは言え全国規模の選抜、なのに、と場内警備員氏も不思議そう。
作品を見せたがる人の多さは浜の真砂、でも見たがる人は希少、か? 同様、自分としては珍しい画、と私はこれをここに掲げているが、
観て下さる人は当然さぞ希少、、 即ち私は<目糞>、<真砂>を嗤いつつも後期高齢ボケ防止の健康徘徊、マメに写真展歩きを楽しむ。■
20100215
©MoTak. ■<ホーム>へ ■<ギャラリー>へ