高齢悲哀 ('09-12-20/Lumix FZ28)

カマキリに恵まれ?なかった2009年も

残り旬日、の玄関先に忽然、想定外の

出現。 歳時記通り6月初旬の生まれ

なら半年以上の高齢、当然羽先は擦り

切れ動作ヨタヨタ。 タイルの上じゃ

居心地悪かろう、庭へ運ぼう、と摘み

かけるとコロリ仰向け、おゝ臨終寸前。

草に這わせたらやや元気を取り戻した

ので、早速遺影激写。 光量やや不足

ながら複眼の縞目が撮れて嬉しかった。

茂みに移し、翌朝の再会を願ったが、、

結局行方不明、一期一会の年末ご挨拶。

数日後カミさんが正月用の切花を買いに花屋へ行き、頼んでおいた<カマ卵付きの枝>は前年に引き続き入荷?無し、と、、2010年も見通し暗い。

どうせ2012年には人類も、、か。 <年の功>は価値を失って久しい、もはや高齢者は<死なずにいるだけ>即ちゴクツブシ。 尤も加齢による

各種能力の低下は個人差が大きく、折角の残存能力はネガティブに働きがち、、では高齢者を活躍させる場が滅多に無くて当然、アソブしか無い

現状。 幸い私は昔から独り遊び専門、退屈やウツには無縁、だがオクニノタメにはなってない、忸怩たる思い、、 で、以前メルマガに綴った

<登録制度>の必要を改めて訴えたくなる。 ハイテクのハイリスク社会、<死を恐れぬ人材>はゼッタイ必要。 最後のご奉公、イカスぜ、、■

20100115©MoTak.               ■<ホーム>へ      ■<ギャラリー>へ