悪循環 (1970)   ■ホームへ

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シャイヨー宮の噴水、近付けば水の壁。

その飛沫にも嬉しげ、ほら、撮ってよ!

のお嬢さん、気に入った。 ちょっと

オカメだが、その屈託無さ、好ましい。

さよう若い女性には、何をしていても

可愛く見えてしまう年頃が昔はあった、

今は無くなった。 近くの私立女子校、

偏差値は高いそうだが、登校下校恰も

小型オバサン連のデモ行進。 溌剌と

せず、早くも出涸らした番茶、の風情。

羞じらいや慎みにも欠け、それは母親を見習った結果、、に違いないが親たちにそんな認識あるかどうか? いずれ髪を染め、ブランドに凝り、

キャリア・ウーマンもどきの歩きタバコ、、てなことになるだろう、<自己実現>が安手な物質的満足とは哀しい。 これまた近所にある高級

賃貸マンションから出勤する女性たち、庭仕事しつつたまたま観察する羽目に陥って得た結論:荒涼索漠、愛用辞書に「女は愛嬌」が無い人々。

いや、「男は度胸」も廃れたのだからオアイコ、かも。 少子化で過保護が進み、勝手気ままが許された結果男女とも本来的特性を失い、陽は

陽ならず陰また陰ならず、ために陰陽惹き合うことが難しくなった、、当然子も生じまい、即ち少子化、の悪循環。 聞けばパリの街は子供で

溢れている、それもアフリカ系やアジア系でなく、とか。 また<怒れる若者>も健在、政府に法案を撤回させ、、いやはや羨むべき活力、、■