ジェファソン・メモリアル (1971)

生き方を親子で語り合うことは大切。 それには

連れ立って、畏敬すべき人物の記念施設を訪れる

のが良い、、と思うが、我が国にはどんなのが?

偉人たちの銅像は戦争で供出(なんて言葉、もう

通じまいが)されたり、戦後はGHQ(これも?)

の命令で撤去されたりして大方消滅。 歴史教育

も歪められて民族の誇りは失せ、親子が理想を共

にすることも無くなって倫理不在、日本滅亡近し。

歴史浅きがゆえ殊更歴史温存に熱心、と言われる

アメリカだが、手本にすべき人物もまた多かった。

 

たとえばこのジェファソン、独立宣言主起草者で第3代大統領、バージニア大学創立者で外交官で哲学者、科学者で発明家、建築家で園芸家、教育家で

書籍蒐集家で音楽家、、ダ・ビンチ以上? 民主主義の父と呼ばれ奴隷制度廃止論者、だが矛盾人間、自家の奴隷サリー・ヘミングスと(妻没後)関係

し、子孫を遺した。 我が建国の祖たちが殆ど作り話的存在なのに比べ、アチラのは実在かつ人間的。 だから興味も湧き共感でき、努力目標にもなる。

<上>が優れている点がコチラと違う(勝海舟の言)、というアチラも近頃アヤシイが、コチラのはDNAに刻まれた国民的特徴、まあ、治るまいね。■

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