少女たち (1970 / LeicaflexR2)

男子校育ちゆえ、ニキビ時代も女学生に声など

かけられず遠目の観察だけだったが、気付いた

のは、我々と違って彼女らには器量の良し悪し

と殆ど関係なく<何をしても愛らしく見える>

時期があること。 やがて<箸が転んでも可笑

しい>年頃、「女は愛嬌」、周りを明るくする。

いつが旬か男は一概でないが、女性においては

歴然、、だったが、当今そうは言えなくなった。

例えば近くにある中高一貫女子校、<愛らしく

見え>ない、生気も無いのがゾロゾロ登校下校。

横隊で歩道を埋め、突然大声でバカ笑いしたり、

駅周辺に屯して一般人を妨げる傍若無人マナー、、

いわば<小型オバサン>、<ピチピチ><溌剌>望むべくもない。 が、男側も<威勢が良い>のや<颯爽たる>のがいなくなっていてお互い様、

「割れ鍋に綴じ蓋」、似合いかも。 思うに女性方の<愛嬌喪失>は<社会進出><自立>の副産物、男どもを奮起させる必要が無くなったから。

かくて男女とも本来の特性を発揮せず終わること多き現代社会、<閉塞感>の一因かも知れない。 ■モン・マルトルの一角、青と白、オモチャ

の兵隊みたいなコスチューム、フランス調バトン・ガールズが出番待ち。 ここには未だ<愛らしく見える>のがいた、が、今はどうだろう?■

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