ただ悲嘆、、 (1970)

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これもミラノの墓地で。 さすが芸術の国、

情感まざまざの墓碑たち! 逝かれて知る

その人のかけがえ無さ。 もう二度とは、、

の喪失感。 だったらあのとき、、の悔恨。

父との突然の別れで感じたのもそれだった。

思うに、ただ悲嘆、、でなく済ませるには、

目前の現実に最大限の努力を惜しまぬこと、

それを誠実に重ねること。 熱意の対象は

<人>とは限るまい、仕事も遊びも勉強も。

我が国の異質さは、そのどれにも甘いこと、

自分自身への不誠実にすら気付かずにいて

許されること。 それが<甘えの構造>?■

 

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