おや、飛行船!  ('09-1-5 / Lumix FZ8)

冬晴れのケヤキに高くカラスの巣、、は東京駅の

脇、そこへさらに予期せぬ飛行船! 備えあれば

パチリ!あり、、とは長閑だが、憂き世は険しさ

を増すばかり。 職住を突然一挙に失う人々多数、

「こんなこと予想もしなかった」。 気の毒では

あるがそりゃ甘かったぜ、今の事態は十年以上前

すでに警告されていたのだから。 ブリッジスの

<ジョブシフト>は95年、リフキンの<大失業時代>

は96年、技術高度化でフツー程度の能力努力では

<人間>的報酬が得られなくなる、と。 で、どう

備える? 親は教えない、政治家や役人は環境を

先行準備しない、大学は現実即応的に教育しない、

結局自ら考え、進路を見出し、行動する、のみ、、

リクツではそうなるが、<万一>に遭遇する日まで

気付かず易きに流れ続けるのが人の常。 選択は

自由、だが滅多に正しい選択はせず、しかしその

結果の惨めさに不満を抱き、、も珍しくない、これからは破壊的行動にまで走る者が増えるだろう。 「子は親の鏡」、

<勤倹貯蓄>や<刻苦勉励>など伝統的倫理の実践を怠って来たオトナたちの罪。 どう償う? 国の破滅は防げるか?■

                  20090116©MoTak.            ■ホームへ     ■<ギャラリー>へ