PC接続は解像度1280*720の場合は60Hz固定になりますが、Z9000はドットバイドット表示が可能で、通常表示との切り替えもリモコンで簡単にできますから、DVDを見る時だけドットバイドットに変更するという使い方ができ使い勝手も悪くない。60Hz以外の周波数を使いたい場合はビデオカードに標準で用意されている1280*960や1280*1024などの解像度を選んで、適時ドットバイドットに設定すればパネル横幅いっぱい利用の上スケーリングなしで表示できます。私の環境では960、1024ラインとも92Hzまで入力が可能でした。

ドットバイドットではパネル解像度とPC解像度が一対一の関係になるのでパネルより大きな解像度の場合は部分表示になる、横1280ドットの解像度の場合、DVD表示ソフトウェアでフルスクリーン表示すると4:3ソフトでは上下がきれてしまいますが16:9ソフトではきれいにおさまります。

恋に落ちたシェイクスピアのタイトル場面の拡大写真

1280*1024、72Hzドットバイドット表示

1280*720、60Hzスルー表示

S9000ESプログレッシブ

S9000ESインターレース(Z9000フィルムモード)

色の設定がまったく違うのであまり参考にはなりませんが、現状では解像感ではHTPC、設定項目の豊富さや調整の簡易さでDVD playerという感じだと思います。もうすぐ発売されるPowerDVDの次期バージョンでは調整項目がかなり増えるようなので楽しみです。